印刷紙器やダンボールの抜型業界にベンチャー企業がある、何度も使える画期的なCAD面版を発表したメイク・ア・ボックス
何度も使えるCAD面版がでた。リピターCAD面版。CAD面版とは、板紙や合紙などのトムソン抜加工の際に罫線で折り曲げた状態で表層の割れ防止やトルク低減、精度向上を目的とした面切作業に使用する部材。刃入りの抜型とセットで使われ、打抜機カッティングプレート(面盤)に施すものだ。これまで、打ち抜き現場で溝切りテープなどを使い前準備していた作業は30分とも1時間ともいわれるが、この作業時間が1分以下になる画期的なシステムである。しかも何度も使えるとう。
リピターCAD面版とは貼ったり剥がしたり出来るCAD面版である。その秘密は、位置決めセットの方法にある。「面ピタ君」といわれる位置決めセットの冶具一式を使うことにより、短時間で正確な位置決めができ、しかも利用後に保存し再利用が可能なのである。このリピターCAD面版と面ピタ君は石川県金沢市の抜型製造ベンチャーのメイク・ア・ボックスが開発した。
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